Tosspro Blog

AWSで遊びながら中小企業診断士もやってるアラサーです。IT、経営、スイーツのジャンルを中心に価値ある記事を発信しています。更新は不定期に行っています。よろしくお願いします。

事業を始める時の取っ掛かりは、自分の強みから始めよう

先日、中小企業診断士の実務補習でお世話になった大先生の仕事場に訪問し、私の現状と今後の行動方針について相談に乗っていただきました。


このように、既に中小企業診断士として活躍されている方に相談できるということは、非常にぜいたくな環境にいるんだと感じています。


相談をしていく中で、一番不安に思っていることが、独立をした段階における仕事の獲得方法でした。その質問に対する回答を聞いた時、ある共通項が浮かび上がってきました。

お金を得られる自分の強みを活かす

中小企業診断士の大先生の独立当初は、診断士の資格も取得していませんでした。ところが、大先生の強みである金融における知識や、人や企業のネットワークを活かし、億単位の取引を成立させてきたと伺いました。


そのお話を聞いて浮かび上がってきたことが、スタートアップ企業の経営者の方のお話でした。※ここでのスタートアップ企業:有名なベンチャーキャピタルから出資を受けている創立して数年程度の企業のこと。


特に私よりも年齢が若い方がベンチャー企業を立ち上げ、奮闘されているのですが、事業の最初は、その方の強みであった「プログラミングスキル」を使って、生活ができるお金を稼いでいたとのことでした。


新しく事業を始める際には、収入のあてが無いことは当たり前であって、それを補完するだけの何かを持っていないといけないということに気が付きました。

始めてしまえば自然と領域は広がっていく

基盤となる収益源をもとに、新しい事業を始めていくと、本来では想定していなかったお客様の要望を聞くことになる可能性が高いと感じています。


そして、その際に、自分の活動領域外だから安易に断るのではなく、そこで積極的に取り組んでいくことで経験が付き、仕事を受けられる内容の幅が広がっていくのですね。


私も、平日はITエンジニアとして活動していますが、AWS上で構築するとはいえ、AWSの知識とはあまり関係がないVPN環境の構築作業を行いました。


周囲に詳しい人もおらず、自分でインターネットやAWSサポートと一緒に作業内容を固めていく日々でしたが、そのおかげで自分ができることを1つ増やすことができました。


そういった積み重ねが、人生の財産になっていくのだと感じています。